正岡子規ゆかりの地



いく坂をのぼりのぼりて尋ねきし

   山の上にもうみを見る哉

 明治19年(1886年)7月下旬、正岡子規は旧伊予藩主久松氏の息子定靖に随伴し、日光・伊香保の旅をする。8月末に帰京。

岩ふみて落ちくる滝を仰ぎ見れば空にしられぬ霧そふりける

霧降の滝(上段)
霧降の滝(上段)

      湯 滝

水とのみ思ひしものを流れつる滝はわきたついでゆなりけり

湯 滝


      中禅寺湖

いく坂をのぼりのぼりて尋ねきし山の上にもうみを見る哉

『竹乃里歌』(明治十九年)収録の歌である。

中禅寺湖


 正岡子規は19歳、旧伊予藩主久松氏の息子定靖は子規より6歳年少で、13歳ということになる。

正岡子規ゆかりの地に戻る