2023年埼 玉

和楽備神社〜乃木将軍像〜
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蕨市中央に和楽備神社がある。

和楽備神社に乃木将軍像があった。


樹木の下で、暗い。

 昭和11年(1936年)1月1日、日露戦役30周年に第一蕨尋常高等小学校(現:蕨北小学校)に造立。

 昭和32年(1957年)1月、蕨北小学校より現在地に移転。

春水の句碑


雲の迅さ
 よしきりは
  ゆられゆられ
   啼く

和楽備神社


由 緒

当社の創建は明らかではないが、社殿によれば、室町時代に蕨を所領とした足利将軍の一族、渋川氏が蕨城を築き、その守り神として八幡大神を奉斎したのがはじまりであるという。

神 池


蕨城御殿堀の一部だそうだ。

神池の花


青年式発祥の地


昭和54年(1979年)1月15日、蕨市・蕨市教育委員会建立。入江勇制作。

 第二次世界大戦は昭和20年8月、永い歴史を有する我国にとってかつてない敗戦という悲惨な結果をもって終結した。終戦直後、国民はひとしく路頭に迷い、社会の混乱と民心の虚脱はその極に達した。とりわけ国家社会の建設に大きく貢献してきた青年たちが受けた打撃は想像に絶するものがあった。

 これを憂慮した当時の蕨町青年団長高橋庄次郎は、これらの青年こそ祖国再建に力を結集し、英知と勇気をもって新しい国づくりの理想実現に向かって先駆者となる自覚をもつべきであると考え、団員と協議を重ね、幾多の困難を克服して有識者の理解と協力のもとに成年式を企画した。

 昭和21年11月22日、蕨第一国民学校校庭に20才を迎えた成人者を招き、全国に先がけて第一回成年式を挙行し成人者にその趣旨を訴えるとともに激励し、その前途を祝福した。この成年式のもついわれと意義は高く評価され、昭和23年7月、国民の祝日として成人の日が制定され、爾来、全国各地において成人式が催される端緒となった。

 ここに当時に蕨の青年たちの発想を後世に伝えるため、埼玉県の協賛を得て成年式発祥を記念し、蕨市制施行20周年、成人の日制定30周年の佳き機にあたり、無限の可能性を表徴してこの像を建立したものである。

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