安国寺は足利尊氏公を開基とし国家安穏衆生利益と元寇の役以来の戦死者追善供養を願い全国68ヶ所に一国一寺建立された寺である。 当山は絶海中津国師を開山に勧請し、応永元年(1394年)創建された臨済宗妙心寺派に属する禅刹である。 「ほとけの里」国東の地に豊後の国の安国寺として創建された当山は68番目に建立され、全国の安国寺建立史上に最終的意義をもつ寺として重要視されている。 天明4年(1784年)に建立された萱葺きの山門や国の重要文化財に指定された足利尊氏公坐像をはじめ多くの文化財を有する禅宗寺院である。 |
種田山頭火は昭和4年11月28日この寺に |
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投宿し私の母の耕す姿を作句したものの如し |
□春風の鉢の子一つ |
□秋風の鉄鉢を持つ |
雲の如く行き |
水の如く歩み |
風の如く去る |
一切空 |