2025奈 良
indexにもどる

城址会館〜旧奈良県立図書館〜

大和郡山市城内町に城址会館がある。


奈良県指定文化財 旧奈良県立図書館

 この建物は、明治41年(1908年)、日露戦争の戦勝を記念して奈良公園内(現在の県庁の南側)に建てられた奈良県最初の県立図書館です。建設当初は奈良県立戦捷記念図書館と称し、本館は南向きに建てられ、その背後に煉瓦造りの書庫や木造の附属屋が接続していました。昭和43年(1968年)、本館のみが郡山城内に移築され、以後、市民会館、教育施設として利用されてきました。

 本館は木造二階建て、入母屋造、千鳥破風付きの主棟と、その両側に平屋建て、切妻造りの翼部を配した左右対称の構成をとっています。外観には奈良時代から鎌倉時代の建築意匠が多く採用されています。内部には胴張りをもつトスカナ式の柱など西洋の意匠が使われ、小屋内はトラス構造により補強されています。木骨構造を基本としながらも、和風の外観と擬洋風の内装を施した建物です。設計は旧高市郡教育博物館(明治36年竣工、現今井まちなみ交流センター「華甍」)なども設計している奈良県技師の橋本卯兵衛が行いました。

 近代において復古的な意匠で設計された和風建築で、数少ない明治期の公共建築物として貴重なものです。

大和郡山市教育委員会

宝永7年(1710年)、許六は致仕して剃髪。菊阿と号す。

森川許六
の句碑


菜の花の
 中に城
   あり
  郡山

句は正徳2年(1712年)序の『正風彦根躰』(五老井菊阿撰)に収録。

正徳5年(1715年)8月26日、菊阿没。

昭和45年(1970年)4月、当地ライオンズクラブ結成5周年記念に寄贈。seisi/seisiyukari.html筆。

小野十三郎の詩碑


  ぼうせきの煙突

たそがれの國原に
ただ一本の煙突がそびえている
大和郡山の紡績工場の煙突である
ぼうせき、それは今死んだような名だが
私は忘れることはできない
明治も終りの夏の夜である
七十六年間の周期をもつハリー彗星の渦が
涼しくあの紡績の 鋸歯状屋根の
紺青の空に光っていたのを

昭和54年(1979年)10月、森田義一建立。

作者小野氏(1903− )はその幼少の日の一時期を市内台所町で過ごした。作品はこの辺から当時の町の風景を回想したものである。

平成8年(1996年)10月8日、小野十三郎没。

2025年奈 良〜に戻る