万葉の歌碑
『万葉集』巻14「東歌」に「伊香保」の歌が9首あり、それに因んで伊香保町に9つの万葉の歌碑がある。
伊香保ロープウェイ不如帰(ほととぎす)駅前に「文学の小径」があった。
「文学の小径」
半ば雪に埋もれている。
「文学の小径」の万葉の歌碑も雪に埋もれていた。
伊香保ロープウェイ不如帰(ほととぎす)駅にある観光案内所で万葉の歌碑がある場所を尋ねると、丁寧に教えてくれた。
伊香保ロープウェイ見晴(みはらし)駅に万葉の歌碑があるそうだが、伊香保ロープウェイは強風のため運行中止。
「ホテル松本楼」の前に万葉の歌碑があるというので、とりあえず坂を下って行く。
萬葉歌碑
伊香保せよなか那可志け尓(に)思ひどろくまこそ志つ登(と)忘れせ那ふも
解説に萬葉仮名で書いてあった。
伊可保世欲 奈可中次下 於毛比度路 久麻許曾之都等 和須禮西奈布母
解説に意味も書いてあった。
伊香保にいる背=背の君よ、あなたは、この頃私のところの仲子(なかち)=妹に大変な想いをよせているようですが、私は何時かあなたと一緒に寝たことがある、このことは決して忘れませんよ。
生々しい解説である。
共同浴場「石段の湯」へ。
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