芭蕉の句碑

『奥の細道』 〜北陸〜


文月や六日も常の夜には似ず

上越市中央に琴平神社がある。

 平成21年(2009年)8月8日、三八朝市周辺まちづくり協議会は芭蕉の句碑を再建した。


文月や六日も常の夜には似ず

元禄2年(1689年)の雛祭りも過ぎたころ「奥の細道」の旅に出た松尾芭蕉は、七夕の前日、直江津の今町に入ります。宿のことで少し行き違いも起こりますが、夜に至って今町の俳人達と句会を催し、「文月や」の句を詠みました。出雲崎で想を得た「荒海や」の句もこの句会で披露したといわれています。

「奥の細道」には、病おこりて事をしるさず・・・とありますが、出雲崎に2泊、高田で3泊し、五智如来、居田(こた)に参拝して越中へと旅立ました。

 原本・現存の碑の文字を再刻

『奥の細道』 〜北陸〜に戻る。