伝教大師が比叡山根本中堂に灯した「不滅の法灯」を受継ぎ、建立当時以来一度も消えることなく灯されている。 織田信長の焼討で本山延暦寺の法灯が消えた際、再建時には逆に立石寺から分けたといわれている。 |
楽書や笹の葉にある清水哉 | 二丘 |
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花さかぬ草木から風薫りけり | 川丈 |
きりぎりす日なた尋て草の先 |
右に根本中堂が見えたから、そこへ行く。比叡山の根本中堂によく似ている。その左手に高く、石の上に据えられた芭蕉の句碑がある。角柱碑。 閑さや巌にしみ入蝉の声 これは嘉永六年の建立。
『句碑をたずねて』(奥の細道) |