2010年神奈川

稲毛神社〜碑巡り〜
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川崎市川崎区宮本町に稲毛神社(HP)がある。


稲毛神社の鳥居


鳥居の手前左手に芭蕉の句碑があった。


秋十とせ却つて江戸をさす古郷

出典は『野ざらし紀行』

貞享元年(1684年)秋、江戸を発ち伊賀に帰郷する時に詠まれた句。

平成6年(1994年)12月23日、芭蕉没後三百年に建立。

稲毛神社の境内に正岡子規の句碑があった。


六郷の橋まで来たり春の風

出典は『寒山落木』(巻三)。明治27年の句である。

子規の句碑の隣に佐藤惣之助の詩碑があった。


祭の日は佳き哉
つねに恋しき幼き人の
あえかに粧ひて
茜する都の方より
   来る時なり・・・

「祭の日」抄

 平成2年(2000年)12月3日、惣之助夫妻の生誕百年に川崎今昔会建立。

佐藤惣之助は旧川崎宿の本陣佐藤家に生まれた。

稲毛神社社殿


祭神は武甕槌神(たけみかつちのかみ)

 武甕槌神は、国譲りのため高天原より地上に降りられた武勇の神。その折、随行されたのが経津主神(ふつぬしのかみ)

 初め「武甕槌宮」、後「河崎山王社」とも呼ばれていたが、慶応4年(1867年)、有栖川宮熾仁親王殿下の御言葉「御社名、新政府の神仏分離の方針に相応しからず」というにより「稲毛神社」になったという。

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