昭和27年(1952年)、壺井栄が小説『二十四の瞳』発表。壺井栄は小豆島出身の作家である、 昭和29年(1954年)、『二十四の瞳』映画化。主演は高峰秀子。 |
教え子にそゝぐ無限の愛情、教職に貫く真実一路、まことに観るものの心をあたためずにはおかない。もし多数の先生が大石先生と同じ方向に進んでいたゞくことができれば、日本の将来は平和な美しい社会を約束されると思う。
文部大臣 大達茂雄 |
明治40年(1907年)、矢野秀徳は香川県丸亀市に生まれる。 昭和31年(1956年)11月10日、平和の群像除幕。 平成8年(1996年)1月13日、矢野秀徳逝去。享年88歳。 |
一、夢もたのしいそよ風に みどり明いオリーブの 枝がさやさやゆれている あゝ恋を知り恋に泣く 島の乙女の胸のよに 二、いつかあなたとあの丘で 姿やさしいオリーブの 銀の葉かげに頬よせて あゝこぼれ咲きこぼれ散る 白い花びら数えたね 三、瀬戸の岬に南欧の 海を偲べばオリーブの 実る葉風が君を呼ぶ あゝ青い空青い波 小豆島山忘らりょか |
昭和20年8月15日太平洋戦争は終結し全国民は挙げて強く平和を希求していた。 幸い小豆島はわが国唯一の平和のシンボルオリーブ樹の原産地であったので当社は人類の平和と幸せを祈念しオリーブの歌の制作を企画、昭和26年作詞河西新太郎、作曲服部良一、歌手二葉あき子の諸先生によってコロムビア・レコードで制作された。 この歌曲は好評絶賛を浴び、小豆島観光開発と文化高揚に大きく寄与したのみならず新しい香川県の民謡として広く親しまれている。 今ここにオリーブの歌制作35周年を迎えるにあたり「オリーブの歌碑」を建立して、この歌が永遠により多くの人々に愛唱されオリーブのふるさと小豆島が万人の心のやすらぎとなる美しい観光地としてますます発展することを願ってやまない。
小豆島バス株式会社 代表取締役会長堀本文次 |