碑の上に |
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刻まれて立つ |
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旅すがた生きていまそこに |
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立つかと思ひし |
上州の山川を深く愛した歌人若山牧水は大正11年10月19日草津から小雨を経て澤渡に向かつたが、途中花敷温泉に下つて1泊、翌20日この峠を越えてこの名作を残した。 |
暮坂峠の牧水詩碑はまだ峠に車道のない昭和32年10月地元有志により建立され、30年後の昭和32年コンクリートの牧水像はブロンズ像へと設置替えされた。 昨年7月10日牧水像は無残にも足を切断して持ち去られる盗難被害に遭遇、詩碑保存会は怒りと失望の中、再建事業に着手。数多くの皆様のご支援を賜る。
牧水詩碑保存会 |