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赤坂虚空蔵への道にて 一つづつ仏頭撫でてねこじやらし
『吹越』 |


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赤坂の虚空蔵にて 8月28日奥の院
はせを
はとのこえみにしみわたるいわとかな 芭蕉奥の細道の旅、元禄2年の作(漆嶋所載)を故吉田門治郎氏の遺志を継ぎここに建碑する。 昭和47年秋
大垣市文化財保護協会 |
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大垣に入って大野国比古さんを訪れる。大野さんは篤学の人で、この人の研究で『奥の細道』の結びの一節あたりの明らかになったところがすこぶる多い。「赤坂の虚空蔵にて」として芭蕉が八月二十八日奥の院で詠んだ、 鳩の聲身に入わたる岩戸哉 という句があるが、私は在来ここを見ていない。そこで大野さんにつれていっていただいたわけである。 |



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青墓の宿も過て、幽の東に又松の一木は御勝山とかや。ゆゝしき赤坂宿なる蘭戸亭に留。其日は金生山に登り、美濃国一円に見る。 石生る山やうごかぬ八重霞 |

