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小倉祇園は豪快にして優雅、北九州年中行事の花である。起源は細川三斎公の築城の頃に発し、小笠原氏の入国後はさらに盛大になり、歴史を重ねてこんにちに至った、300年の伝統と光栄にかがやくゆかしい文化財である。 毎年7月11日12日の両日におこなわれる祭礼には全市に祇園太鼓の列があふれ、老若、技を競って打ち鳴らす、父祖伝来のばちさばきは、勇壮軽妙、千変万化して、見る者をして恍惚たらしめるものがある。 梅雨あけの空にとどろく太鼓のひびき、山車の上にゆれる燈ちょうちんの灯、太鼓祇園の光景は城下町小倉の美しい情調を伝えてあますところがない。 |


