明治35年(1902年)、安永良徳は旧福岡藩士安永徳の長男として、横浜市に生まれる。 |
このブロンズ像「博多節舞姿」は郷土の彫刻家安永良徳先生の作になるもので博多の特産品である博多織博多人形をあらわし博多古来の伝統と情緒をもりあげた芸術的に価値ある作品である。創業85周年を迎えた株式会社松居が昭和42年の明治百年を記念し福岡市に寄贈したもので九州を訪れる観光客の旅情を慰めるため陸の玄関口博多駅構内に設置するものである。 |
文禄5年(1596年)正月、黒田長政の家臣、母里太兵衛は主命により福島正則の邸に使いした。宴酣となつて、正則は、酒杯を固辞する太兵衛に、この大杯で飲むならば褒美は所望次第と強要する。太兵衛は、この上の辞退は武士の恥辱と、即座に大杯三杯を飲みほして、正則が秘蔵する太閤秀吉下賜の名槍日本号を手に、悠々として辞去し、黒田武士の真骨頂を発揮した。今日の黒田節は、この逸話を歌つた筑前今様である。 |
昭和45年(1970年)5月15日、福岡博多ライオンズクラブ創立5周年を記念して建立。米治一制作。 |