２０２２年〜愛　媛〜

虹の森公園〜芝不器男の句碑〜

広見川を渡り、虹の森公園へ。


虹の森公園やすらぎゾーン入口に芝不器男の句碑があった。

桑原に 登校舟 　　つく 出水かな

昭和２年『天の川』（１１月号）の句である。

「出水（でみず）」は夏の季語。梅雨の終わり頃の集中豪雨によって河川が氾濫することをいう。

平成１０年（１９９８年）２月、建立。

虹の森公園やすらぎゾーンの奥に芝不器男の句碑があった。


川蟹の白きむくろや秋磧

大正１５年『天の川』（１０月号）の句。

平成１０年（１９９８年）２月、建立。

虹の森公園レストラン前に芝不器男の句碑があった。

卒業の 兄と来てゐる 　堤かな

昭和３年『天の川』（２月号）の句。

芝不器男は7人兄弟の末っ子で、３人の兄がいた。

「おさかな館」に芝不器男の句碑があるが、入館料が必要。

秋の日をとづる碧玉数しらず

昭和４年『天の川』（１０月号）の句。

昭和５年（１９３０年）２月２４日、芝不器男は２６歳で没。

町民センターへ。

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