文学碑

劉寒吉の文学碑



北九州市小倉北区城内に北九州市立中央図書館がある。

中央図書館前庭に劉寒吉の文学碑があった。


碑 面


吹くは風ばかり

本名は濱田陸一。

劉寒吉は明治39年小倉魚町に生まれ、その町において79年の生涯を終えた。若くして火野葦平・岩下俊作らと文学の途を歩み始め、「九州文学」に拠って文学精神の高揚をめざし、自らは歴史小説に独自の境地を拓いた。かたわら、郷土の歴史と民俗の発掘に愛郷の思いをこめた。その高い志と温かい人柄を敬慕する者たちが相集い、碑を建立した。

 昭和57年(1982年)、森鴎外旧居復元完成。劉寒吉は北九州森鴎外記念会会長に就任。

 昭和61年(1986年)4月20日、劉寒吉は79歳で死去。

 平成2年(1990年)11月3日、文学碑建立。

JR鹿児島本線西小倉駅


JR鹿児島本線黒崎駅特急「ソニック」


博多へ。

文学碑に戻る