芭蕉の句碑
しばらくは花の色なる月夜かな
館林市の茂林寺から県立つつじが岡公園まで歩く。
思いの外遠いので、疲れた。
つつじが岡公園に芭蕉の句碑があるというので、探してみた。
田山花袋文学碑があった。
つつじが岡公園は広い。
歩き回って探すと、渡船のりば近くのつつじに埋もれて芭蕉の句碑があった。
芭蕉の句碑
しばらくは花の色なる月夜かな
『芭蕉句選』(華雀編)に「花の色なる」とあるが、誤伝であろう。
『初蝉』(風国編)には「花の上なる」とある。
明治18年(1885年)3月、荒井閑窓らが建立。
城沼北岸「館林文学のこみち」に荒井閑窓の句碑がある。
四世夜雪庵金羅、筆。
四世夜雪庵金羅(1830〜1894)は本名近藤栄治郎、本郷湯島の俳人。
亀戸天神社の芭蕉句碑の背面に夜雪庵普成の句が刻まれている。
渡船のりばから城沼を眺める。
善長寺が見える。
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