翁 塚
宗現寺〜蓑 塚〜
境内には松尾芭蕉翁の蓑塚があります。 俳聖芭蕉翁が奥羽行脚の途次、この地に寄ったことを偲んで、後人が偲んで善導寺(西堀通4番町)に塚を建てたことに始まるが、市内数次の火災に際し、大正6年(1917年)、降雨庵、蓑塚は当寺に移設されたと伝えられている。 |
「降雨庵」は「海に降る雨や恋ひしき浮身宿」にちなんで建てられたが、戦時中に取り壊されたそうだ。 |
宝永3年(1706年)、各務支考は越後を行脚。 宝永5年(1708年)、支考は30日余り新潟に滞在。 享保20年(1735年)、美濃派三世仙石廬元坊は新潟を訪ねている。 |
宝暦5年(1755年)3月14日、南嶺庵梅至は善導寺で簔塚を見ている。 |
十四日新潟に入善導寺の廣庭に祖翁の簔塚を拝す |
塚の名を千本仰く桜かな |