芭蕉の句碑
春なれや名もなき山の朝霞
平田村小平加保の集落の一番上に関根寛宅がある。
広い屋敷の中に神社がある。
鳥居の右手に芭蕉の句碑があった。
春なれや名もなき山の朝霞
出典は『芭蕉庵小文庫』。
『野ざらし紀行』には「薄霞」とある。
貞亨2年(1685年)、二月堂参篭のために伊賀を発って奈良へ向かう途中で詠まれた句。
明治26年(1893年)11月7日、関根専吉建立。三森幹雄筆。
鳥居の左手には三森幹雄の関根専吉の句碑があった。
私には読めなかったので、後日、問い合わせてみた。
今年はと作もうけあふ餘寒哉
| 幹雄
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勉強をして子に見する春日かな
| 一鏡
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一鏡は関根専吉の俳号。三森幹雄の弟子であった。
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