石川啄木ゆかりの地
釧路停車場跡
釧路に鉄道が開通したのは明治34年(1902年)7月20日のことで、釧路と白糠を結ぶものであり、現在地周辺が駅構内であった。 「さいはての駅に下り立ち雪あかり、さびしき町にあゆみ入りにき」と石川啄木がうたったのはこの駅である。大正6年(1917年)に根室線(釧路・厚岸間)が開通したのにともない、駅は現在の釧路駅付近に移転、旧駅は、浜釧路駅と改称され貨物専用駅として釧路の発展を支えたが、その後、操車場の新設により旧釧路停車場は姿を消した。 |
明治34年(1901年)、釧路駅営業開始。 |
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明治41年(1908年)1月21日、石川啄木は釧路停車場に降りた。 |
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明治41年(1908年)4月5日、啄木は釧路港を出て函館に向かう。 |
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明治44年(1911年)、釧路〜函館間全通。 |
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大正6年(1917年)、貨物専用となる。 |
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昭和36年(1961年)、移転。 |
浪淘沙(らうたうさ) |
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ながくも声をふるはせて |
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うたふがごとき旅なりしかな |
釧路には啄木の歌碑が25基もあるが、他の24基は幣舞橋を渡ったところにある。 |