一茶の句碑

愛宕神社


雀の子そこのけそこのけ御馬が通る

大島稲荷神社から愛宕神社へ。

 都営地下鉄新宿線大島駅から新大橋通りを行き、越中島貨物線を越えて右に曲がる。


愛宕神社


由来

 愛宕神社は、もと本所中之郷(墨田区)の成就寺境内にまつられていたものを中之郷の村民移住とともに大島へ移転したものです。

 江戸後期の俳人、小林一茶(1763−1827)享和3年(1803年)から文化5年(1808年)にかけての句帳や日記に「本所五ツ目愛宕山」と記しており、40代前半の一時期を愛宕神社に仮住いしていたと思われます。

 一茶は確かに「愛宕神社に仮住いしていた」ようだが、この愛宕神社ではなく、大島5丁目にあった愛宕神社かも知れない。

「小林一茶旧居」と言うぐらいだから、一茶の句碑がある。



雀の子そこのけそこのけ御馬が通る

出典は『八番日記』 。文政2年(1819年)、一茶57歳の時の句である。

文化元年(1804年)10月、一茶は愛宕神社から本所相生町に移転する。

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