2004年山 梨

道の駅「みとみ」〜金田一春彦の詩碑〜
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国道140号は「雁坂みち」。

笛吹川温泉から雁坂峠に向かう。


 雁坂峠は「秋風に山飛び越えてくる雁の羽むけに消ゆる峯の白雲」と詠まれているそうだ。

道の駅「みとみ」があったので、立ち寄る。

道の駅「みとみ」に金田一春彦の詩碑があった。


雁坂峠

三富広瀬は 石楠花どころ
小径登れば 雁坂峠
甲斐の平野は 眼下に開け
富士は大きく 真ん前に
 
日本武尊 岩根を伝い
岩根を伝い 雁坂峠
東国を目指す 武田の勢も
繭を葛籠の 商人も
 
旅人泣かせの 八里の道も
今は昔の 雁坂隧道
川浦の湯から 秩父の里へ
夢の通い路 小半時

金田一春彦

平成10年(1998年)4月23日、雁坂トンネルが開通した。

金田一春彦の詩碑は、その記念碑である。

金田一春彦の自筆によるものだそうだ。

道の駅「大滝温泉」にも金田一春彦の詩碑がある。

三峯神社へ。

2004年山 梨