漂泊の俳人・種田山頭火の生家跡です。山頭火は昭和の松尾芭蕉と言われており、その自由な生き方と自由な表現の句が現代にも共感を呼んでいます。 山頭火が生家から松崎小学校に通った路程は「山頭火の小径」として残っており、民家の塀などに山頭火の句碑を見ることができます。また、小径の途中には「山頭火ふるさと館」があり、山頭火の生涯や様々な人物との交流を紹介するとともに、貴重な作品やゆかりの品を展示しています。 |
「昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。」とある。 |
歩く・作る・飲むが種田山頭火の人生。彼は水をこよなく愛し、そして「酒を飲むよりも水を飲む。水を飲むように酒を飲む」と日記に書いている。 生誕地近隣は地下水が豊富で、茶人や料理人が好む軟水(カルシウム・カリウム・ケイ酸分の濃度がやや強い水)で、さわやかで少し甘く感じる、とてもおいしい水です。 過日、(俳優)佐野浅夫氏(旧水戸黄門役)山頭火に扮して名水を旅する番組(広島テレビ)で紹介され、クローズアップされた名水です。 |