仙石蘆元坊の「住倦た世とはうそなり月よ花」、東花坊の「すゝしいに我にもたせよ馬の綱」、田中五竹坊の「四五本の竹におくあり朧月」の3句を刻んだ碑があったようだが、分からなかった。 |
聴松庵初世箇枕、三世安藤亜声坊、六世熊谷蘿月の句碑もあったようだが、分からなかった。 |
国指定重要文化財(建築物) 書院は、本堂と庫裏をつなぐ西後方に位置し、南側に3室、北側に3室を並べた主棟と、西突出部の座敷および茶室など4室2列を並べた北突出部からなっている。 主棟は桁行11.8m、梁間9.8mで、屋根は主棟東側と北突出部北側が入母屋造、主棟と西落棟の西側は寄棟造、桟瓦葺である。西側突出部は桁行7.9m、梁間5.9m、北突出部は桁行13.5m、梁間7.0mである。 主棟東側の入一間は畳廊下で、北は庫裏の広縁、南は本堂への渡廊下が接続し、主棟南側と西突出部にかけて3室が並んでいる。 建築年代は、18世紀後半と思われるが、簡素ななかに品格のある造作がみられる傑作である。 |