昔の旅日記
鬼怒沼湿原
〜金 沼〜
川俣温泉
から女夫渕温泉へ。
女夫渕温泉から加仁湯温泉へ。
加仁湯から日光沢温泉へ。
日光沢温泉は根名草山(標高2,330m)の登山口。金精峠を越えて、日光湯本に至る。
基礎的な登山技術を身に付けた人以外の人が入るのは危険です。
右に曲がって、鬼怒沼湿原に向かう。
鬼怒川を渡ると、小さな滝があった。
名前は忘れた。
奥鬼怒歩道案内がある。ここから鬼怒沼まで往復3時間30分。
ヒナタオソロシの滝に向かう橋がある。湯沢峠を越えて、丸沼に至る。
ここも、基礎的な登山技術を身に付けた人以外の人が入るのは危険です。
鬼怒川渓流
紅葉の中、急な坂道を登る。
羽団扇楓
(はうちわかえで)
の紅葉
オロオソロシの滝
鬼怒沼湿原まで、途中の休憩所はここだけ。休憩所といっても、ベンチがあるだけ。
道は緩やかな上り坂になり、翌檜
(あすなろ)
林の中を行く。
もう、紅葉する樹木はない。
蔓竜胆
(つるりんどう)
の実を見付けた。
視界が開けて、鬼怒沼湿原に到着。
鬼怒沼湿原
鬼怒沼は、標高約2000メートルで、尾瀬ヶ原よりも約600メートルも高く、日本でも標高の高い高層湿原です。大小約250余りの池塘が点在しています。
最初の池は鶴沼。
後ろに見えるのは鬼怒沼山(標高2,141m)。
青い空に白い雲がきれいだ。
白い雲が池に映る。
鬼怒沼湿原の池塘
標高2,039m
ここから黒岩山を経由して尾瀬沼に至る。
やはり、基礎的な登山技術を身に付けた人以外の人が入るのは危険です。
金 沼
左に根名草山、右に日光白根が見える。
東北の一角に鬼怒沼山の主峯が一寸頭を出して居り、西北の一角に毘沙門山が少し突起して居るだけで、どちらを見ても眼界が広い。南の方には白根山と根名草山とが目立つて聳え、北の方には燧嶽が目立つて聳え居る。なほ北の方の遙か彼方には駒ケ嶽が兀立して居る。
「裏日光の山水」(鬼怒沼山)
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