日峯山(ひのみねさん)は徳島市の中津峯(なかつみね)、阿南市の津峰(つのみね)と共に、阿波の三峯山と呼ばれている。
この峯伝いの風景は、本県屈指の眺めである。南方を見ると小松島市の全景が足元に横たわり、遠くは那賀川下流一帯の地域、東方には湖のような小松島湾が開け、洋々たる紀伊水道となり、沼島、淡路は、ま近に見え、紀伊の山々は夢のごとく浮かびでて、格別の眺めである。北方を見ると眼下に大神子(おおみこ)や大崎の荒波に白波の立ちさわぐ有様や津田をはじめ徳島市や吉野川下流の平野がはてしなく見え、西方では、勝浦川をへだてて中津峯に対し数多の群峯の眺めもまた遥かである。
(ふるさと創生事業・小松島市) |
日峯山東方

弁天山が見える。
日峰神社の鳥居

鳥居の左手に芭蕉の句碑があった。

夕晴や櫻にすゝむ波の華
出典は『継尾集』。
元禄2年(1689年)6月17日(新暦8月2日)、象潟で詠まれた句。
阿波三峰の一 日峰神社

主祭神
| 大日霊貴神(おゝひるめむちのかみ)
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相殿神
| 少彦名神(すくなひこなのかみ)
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| 市杵島比女神(いちきしまひめのかみ)
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境内社
| 船玉大神(ふなだまのおゝかみ)
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主祭神の大日霊貴神は、またの御名を天照皇大神と申しあげ日本人の総祖神と尊崇し、この世に生成化育の神の道をあらわされました。又、相殿神、少彦名神は、神代の昔、諸国を廻り、農、工、商の産業の開発と治病、禁厭、方除、酒造、製薬の方をはかられ、又、市杵島比女神は、渡海安全、漁業繁晶と世の中の幸福を増進する守護神であらせられます。
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