金谷坂の石畳があった。「街道の石畳で往時を偲ぶことができるのは、この金谷坂のほか、箱根峠と中山道の十曲峠の3箇所だけ」だそうだ。十曲峠は長野と岐阜の県境にある。
国道473号に戻り、大井川に沿って、北上。中川根で国道362号に入り、大井川に沿って、さらに北上。本川根で県道77号に入り、大井川に沿って、さらにさらに北上。
|
そのまま大井川に沿って行くと、接岨峡温泉になる。
県道77号は大井川を離れて、寸又峡温泉へ。
寸又峡温泉が行き止まりである。
寸又峡温泉(静岡)は明治22年(1889年)に発見されたが、ダムに水没した。現在の寸又峡温泉は昭和30年に新たに掘り当てたもの。
|
「奥大井観光ホテル翠紅苑」に泊まる。
年の瀬の忙しい時期だから、宿は空いていた。
帰りは本川根千頭から国道362号で静岡に抜ける。
険しい山道だと書いてあったが、それほどのことはない。
藁科川に沿って下っていく。途中の酒屋で「藁科川」という地酒を買った。もう1本、別のお酒を買ったら、カレンダーをくれた。
|
東名高速に入らず、国道1号を走った。
細くて急な坂道を登って、薩垂峠に行く。

「歌川広重が描いた当時とほぼ同じ風景が望めるのは、五十三次の中でもここだけと言われる名勝」だそうだが、ずいぶん違うように思う。
|
写真は誰が撮っても「ほぼ同じ風景」だ。

帰りの東名高速と首都高は混んでいた。国道16号も混んでいた。
「昔の旅日記」に戻る
