下 町文京区
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興善寺〜杉山杉風の句碑〜

文京区西片に興善寺という寺がある。

興善寺門内に杉山杉風の句碑があった。


     杉風舎衰翁
昏がたの空に
   遊ぶや郭公

出典は不明。

天保7年(1831年)、建立。

妙光山興善寺


日蓮宗の寺である。

文京区旧町名案内

旧 田 町
(昭和40年までの町名)

 俗にいう丸山に属し、古くは菊坂田町と称した。この辺一帯は昔、田畑と菊畑であったので町名とした。

 寛永5年(1628年)御中間方拝領地となり、元禄9年(1696年)頃町屋が開かれた。

 明治2年、小石川片町、丸山田町を併せ、同5年隣接の旧武家地や寺地を併せて、本郷田町として菊坂を省いた。さらに、明治44年、本郷をとり田町とした。

 「正直安兵衛とて神は此頭(このこうべ)に宿り給ふべき大薬罐額ぎはぴかぴかとして、これを目印に田町より菊坂あたりへかけて、茄子大根の御用をもつとめける……」(「大つごもり」)隣町の丸山福山町に住んだ樋口一葉は、作品の中で峰の伯父を描写している。

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