正岡子規の句碑
朝市や鯛にかぶさる笹の露
由利本荘市大町に羽後信用金庫本店がある。
明治26年(1893年)8月16日、正岡子規は朝市の中本荘を出発した。
十二日朝市の中を過ぎて出で立つ。生肴焼肴野茱菓物など路のべにならべて婦人そを鬻ぐなり。
朝市や鯛にかぶさる笹の露
一籠のこき紫や桔梗賣
『はて知らずの記』
羽後信用金庫本店前に正岡子規の句碑があった。
朝市や
鯛にかぶさる
笹の露
明治廿六年、子規居士この地を通り
朝市の景を写したる一句を記念して
正岡子規の句碑
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