種田山頭火の句碑
秋兎死うたつてガザ咲いておくのほそみち
秋兎死うたつてガザ咲いておくのほそみち |
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みちのくにきてみちのくの土あたたかく |
昭和11年(1936年)6月13日、 種田山頭火は鶴岡の和田光利(秋兎死)を訪ねる。23日、山頭火は仙台へ。 昭和11年(1936年)6月22日、木村緑平宛書簡に「みちのくにきてみちのくの土あたゝかく」の句がある。 |
鶴岡――仙台。 秋兎死君に これがおわかれのガザの花か 秋兎死うたうてガザ咲いておくのほそみち あふたりわかれたりさみだるる はてしなくさみだるる空がみちのく
『旅日記』(七月十九日) |
自由律の俳人種田山頭火昭和11年(1936年)6月みちのく漂泊の途次この地を往還した茲に山頭火の篤友稲垣稔の息恒夫の協力により其の折の吟詠2句を録銘し没後50年追憶の碑とする |