種田山頭火の句碑
「山頭火 浅間三句」の句碑
浅間したしいあしたでゆふべで |
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浅間をまへにまいにち畑打つてふてふ |
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こんなに蕎麦がうまい浅間のふもとにゐる |
この句碑は、漂泊の俳人といわれる種田山頭火が、昭和11年(1936年)5月、浅間山麓を旅してから、70年を記念して建てたものです。 山頭火は、5月14日御代田駅におり立ち、雄大な浅間山を眺めながら小諸に向かいました。 山頭火の浅間の句は10句ありますが、浅間への親しみや、蕎麦、畑といった今でも変わらない風景を詠んだ3句を選び、山頭火直筆で句碑に刻みました。
御 代 田 町 山頭火句碑建立会 |
5月9日、種田山頭火は岩村田に着き、荻原井泉水の『層雲』同人である関口江畔・父草親子の夢相庵へ。 |
5月11日、軽井沢に行く。浅間神社で芭蕉の句碑を見ている。 |
5月16日、再び江畔宅へ。 5月18日、江畔と閼伽流山に登る。汽車で小諸へ行き、懐古園逍遥。 5月20日、千曲川沿いに川辺村を歩き、中佐郡で芭蕉の句碑、相生の松を見て岩村田へ。江畔宅泊。 |
5月21日 江畔に見送られて岩村田を発ち、草津へ。 |