種田山頭火の句碑
春の海のどこからともなく漕いでくる
浜名湖 |
|||
春の海のどこからともなく漕いでくる |
昭和11年(1936年)4月2日、種田山頭火は浜松から浜名湖弁天島を訪れている。 |
四月二日 曇。 春雨しとしと。 永井さん来訪、野蕗君徃訪。 多賀治君の住宅にも寄つて奥さんに挨拶する、新居普請中。 看護婦さんと相乗で辨天島へ一路ドライヴする、かへりみてブルジヨアすぎる。 松月旅館に送りこまれて、酒、酒、酒、いよいよブルジヨアすぎる。 暮れる前に、自働車で送られる、酔がかつと出て、私はたうとう行方不明になつてしまつた! |
平成17年(2005年)7月1日、舞阪町は浜松市に編入。 平成19年(2007年)4月1日、浜松市の政令指定都市移行に伴い、浜松市西区舞阪町となった。 |