眼鏡橋と云うアーチ式石橋は寛永12年に中国の僧如定が長崎に架設したのが日本で最も古く、その後九州各地に広まったと云われるが長崎に近い佐賀県には極めて少なく殊に江戸時代のもので完構を保つのはこの橋が県内唯一のものである。 この石橋は当社の千二百年大祭記念として当地の石工によって施工されたものである。文政9年二連アーチの眼鏡橋として計画されたが、結局一連アーチに変更され巨石材を両岸および底面に畳み基礎を堅固にして嘉永7年に完成した。この形式の石橋は江戸時代における中国文化の影響を物語る文化的遺産として注目すべき価値がある。 なお此の碑の石材は当時基礎に用いた巨石材の残品を保存されて来たものである。
佐賀県教育委員会 |
御祭神 | 火之迦具突智大神(ひのかぐつちのおおかみ) |
建速須佐之男大神(たけはやすさのおのおおかみ) |
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火神の御神系の神神 |