寛永17年(1640年)、京都・東本願寺の僧・釋清海が現在の直入町上田北名子山の地に一寺を建立し、英月山高林寺と称し開基となる。第三世・釋唯信が喚鐘を寛文9年(1669年)に鋳造したものが現存している。その後14代に渡って同地において、同地において同朋とともに法灯を守り、護寺に務める。 大正7年(1918年)第十四代釋松雲の時に、近隣より出火し本堂、庫裏とも消失、当時温泉地として発展著しかった長湯温泉の同朋の強い要請もあって、大正12年(1922年)に当地に移転、再建された。 その後、平成9年(1997年)に山門、平成11年(1999年)に鐘楼を建立。現在に至っている。 |
俳人・種田山頭火は昭和5年11月8日、当山に参拝し、 ひときわ赤いは、お寺の紅葉 ホイトウと呼ばれる村のしぐれかな の2句を残している。
第十六世釋貞徳 |
一きわ赤いは |
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お寺の |
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紅葉 |
ホイトウと |
よばれる |
村の |
しぐれかな |