昔の温泉

谷地温泉「谷地温泉」
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「奥入瀬渓流グランドホテル」から蔦川に沿って国道103号を下る。

蔦温泉を過ぎて、国道103号と国道394号の分岐点に谷地温泉がある。


標高800m。八甲田連峰高田大岳(標高1,552m)の登山口である。

 谷地温泉は開湯400年の湯治宿。一軒宿だから、宿の名前も「谷地温泉(HP)」

 なほ蔦温泉より上ること二里弱にして、谷地温泉あり。更に上ること二里強にして、酸ケ湯温泉あり。酸ケ湯より上ること一里にして、八甲田最高の大嶽の頂に達し、下ること七里にして、青森に達す。

「蔦温泉」(小杉未醒画泊の薬師如来)

「谷地温泉」
「谷地温泉」

 日帰り入浴は300円。朝から入っている人はいないと思ったが、湯治客が入っていた。

とても写真を撮るような雰囲気ではない。

温泉浴場は混浴だが、女性専用浴場もある。

温泉浴場には2つの浴槽があり、手前の浴槽は38℃でかなり温い。

奥の浴槽は42℃で適温。

泉質は単純硫化水素泉(緊張低張性高温泉)

 温泉浴場から石段を下りると、打たせ湯ががある。石段は滑りやすいので、注意が必要だ。

「谷地温泉」の前に谷地湿原がある。

谷地湿原
谷地湿原

湿原を歩けるわけではない。

「谷地温泉」で瀬戸内寂聴が『源氏物語』を執筆したそうだ。

田代湿原へ。

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