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長湯温泉「大丸旅館」
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 竹田市直入町大字長湯の県道30号庄内久住線(豊後街道)沿いに長湯温泉がある。

長湯温泉の芹川沿いに「大丸旅館」がある。

大正6年(1917年)、大丸旅館の創業。

 昭和7年(1932年)8月2日、与謝野鉄幹・晶子夫妻は大丸旅館に泊まっている。

 昭和30年代の終り、長湯温泉は源泉の乱掘で当館でも源泉は枯渇状態。三代目女将テイの夢枕に白髪の老人が現れ、「隣の茶畑にすばらしい高熱泉が湧出するだろう」と告げた。その話を聞いた息子作平はさっそく行動に移し、泉源を掘り当てることに成功したそうだ。

今日は「大丸旅館」のお風呂に入ることにする。



立ち寄り湯は500円。

源泉名は、大丸旅館 テイの湯。

掛け流しである。

泉質はマグネシウム・ナトリウム−炭酸水素塩温泉。泉温は48.9℃。

小さな露天風呂があった。





温泉好きの
  ドイツの詩人がうたっている

いちばんきれいなのは
   炭酸泉
一万の真珠が肌につく
まるで露をむすんだ
     牧場のよう

池内紀

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