信濃道は今の墾り道刈りばねに足ふましむな沓はけわが背
『万葉集』巻14 東歌 |
からころも裾(すそ)に取りつき泣く子らを置きてぞ来(き)ぬや母(おも)無しにして
『万葉集』巻20 防人歌 |
石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも
『万葉集』巻8 志貴皇子 |
千曲川万葉公園は千曲川に沿って広がり、古く万葉の時代から現代に至るまで27の歌碑が建っている。 |
秋風の空晴れぬれば千曲川白き河原に出てあそぶかな
若山牧水 |
ふるさとの信濃なるかもいまぞわが千曲の川の長橋わたる 若山喜志子 |