斎藤茂吉の歌碑

彼杵神社

旅にして彼杵神社の境内に

     遊楽相撲見ればたのしも


東彼杵町蔵本郷の長崎街道沿いに彼杵神社がある。

彼杵神社は彼杵宿本陣跡(御茶屋跡)である。

参道の左手に斎藤茂吉の歌碑があった。


旅にして彼杵神社の境内に遊楽相撲見ればたのしも

『つゆじも』に収録。

 大正9年(1920年)10月20日、斎藤茂吉が病気湯治のため小浜温泉から嬉野温泉に赴く途中、彼杵神社で遊楽相撲を見物して詠んだ歌。

昭和58年(1983年)4月29日、建立。

斎藤茂吉記念館によれば、71番目の茂吉歌碑である。

彼杵神社


今でも境内には土俵がある。

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