延長4年(926年)、醍醐天皇の御願により創建。現在の金堂は豊臣秀吉の命により紀州から移築され、慶長5年(1600年)にしたそうだ。国宝である。 |
醍醐天皇の菩提を弔うため、朱雀天皇が承平6年(936年)に着工し、村上天皇の天暦5年(951年)に完成。やはり国宝である。 |
昭和6年(1931年)4月、斎藤茂吉は醍醐寺の木造帝釈天騎象像を歌に詠んでいる。 |
京都醍醐寺 帝釋天像 いにしへは尊かりけりひれふしてこの白き象もつひにきざみぬ
『石泉』 |
昭和37年(1962年)、久保田万太郎は醍醐寺を訪れた。 |
伏見醍醐寺への途上 竹の秋道山科に入りにけり 醍醐寺にて つきひぢの内外(うちと)の花のさかりかな
『流寓抄以後』 |