2019京 都

駒蹄影園碑〜明恵上人〜
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黄檗山萬福寺の門前に駒蹄影(こまのあしかげ)趾がある。



   明恵上人
都賀山乃尾上の茶能木分け植て
阿とそ生へし駒濃蹄影

駒蹄影園碑

鎌倉時代の初めごろ、宇治の里人たちが茶の種の蒔き方がわからず困っているところへ、通りかかった栂尾高山寺の明恵上人が馬を畑に乗り入れ、その蹄の跡に種を蒔くように教えたと伝えられています。

この碑は、明恵上人への感謝とその功績を顕彰するため、大正15年(1926年)に宇治郡茶業組合により建立されたものです。

   栂山の尾上の茶の木分け植えて

      迹ぞ生ふべし駒の足影

  明恵

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