虚子の句碑



庫の戸を開き涼しき客設け

京都市山科区御陵大谷町に「ライオンズマンション山科御陵」がある。

 「ライオンズマンション山科御陵」前の「みささぎ公園」に高浜虚子の句碑があるというので、探してみた。

狭い公園だが、なかなか見つからない。

たまたま通りがかったマンション住人の方にも一緒に探してもらった。

躑躅の木陰に高浜虚子の句碑があった。


庫の戸を開き

涼しき客設け

「みささぎ公園」は村田橙重居であったようだ。

 昭和32年(1957年)10月2日、高浜虚子は星野立子高野素十等と共に句碑を見ている。

十月二日。冷々とした爽やかな秋晴。六時起床。日本銀行京都支店の藤川鬼人氏來訪。九時半宿を出て山科の橙重居へ。余瓶、如是、素十、佐竹宣孝氏等先著。庭内に立つた父と橙重さんの句碑を拝見する。

庫の戸を開き涼しき客設け
   虚子

山莊の背山の松の雪煙
   橙重


村田橙重は本名竹次郎。

昭和50年(1975年、没。

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