「大正初期阿蘇へ向う途次大津町で碑の歌を詠んだ。」とあったが、『別離』に「自明治三十七年四月 至同 四十一年三月」として収録されている。 |
『牧水歌碑めぐり』(大悟法利雄著)に「それ以外の人の歌を加えたものは、数の中には入れないことにした。」とあるので、収録されていない。75番目に相当する。 |
日吉神社の御祭神大国主神は、大黒さまともよばれる出雲大社の神さまです。国を拓いて世の人を助けられ、因幡の白兎の神話のように、慈愛深い心優しい神様です。 海の神から幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)の「おかげ」を授かり、生き物が幸福になるための「縁」を結ぶこころを養われた。また恋多き神さまで、多くの女神と結婚して180人もの子供がいたということも縁結びの神といわれる所以です。 大国主神は築かれた住みよい国「豊葦原瑞穂国」を天照大神に譲って、これまでの国造りにかわって、神の世界、人々の亡くなった後の霊魂が帰る世界の幽事(かくりごと)を司る「幽冥主宰大神(かくりごとしろしめすおおかみ)」となられた。幽事とは、人の縁や運命など目に見えないもの。それにより縁結びの神さまと尊ばれます。 |