2021年熊 本

熊本城〜西南の役回顧之碑〜
indexにもどる

博多から40分遅れの九州新幹線「さくら549号」で熊本へ。

熊本駅はすっかりきれいになっていた。

加藤清正公の銅像


西南の役回顧之碑


昭和52年(1977年)12月、建立。

 西南の役は明治10年2月に起こり、7ヶ月の間、九州の山河を地に染め同胞相搏ち、死傷実に3万1千人、有為の人材を多く失い、難民40万人を出した悲劇の戦いであった。しかしてその勝敗を左右したのは緒戦の熊本城攻防戦である。攻将は陸軍大将西郷隆盛、守将は鎮台司令長官谷干城、相対する50有2日、ついに救援軍を熊本に入れ、薩軍は城下を撤退し、以後明暗を分って押し移り、薩南城山に至って終熄した。

 この後、熊本は惨憺たる被害を蒙った。時人歌って曰く「帰り着て燕や古巣たちぬらむ燃野となりし熊本の里」と。しかも草木芽ぐみて次第に旧に復する如く立直り、いつしか逞しく近代都市に成長した。

 今年は西南の役100年である。「歩すれば到るところ彼我将兵勇士奮戦流血の地ならぬはない」往時を回顧すれば万感しきりに湧く、即ちこの碑を建てて相共に歴史の語るところに耳を傾くとしか云。

令和2年(2000年)6月1日、熊本城(HP)特別公開第2弾。

未申櫓


数寄屋丸二階御広間


大天守


正面から見た天守閣


裏から見た天守閣


宇土魯


二の丸駐車場から無料シャトルバスで城彩苑へ。

2021年熊 本〜に戻る