菊池市大字隈府字逢帰り(高野瀬区内)にあるこの石は昔から、よこい石(休み石)といわれていた。即ち正面に見える菊池隨一の水の名勝といわれる迫間滝のすばらしい景観を菊池公は鳳来山聖護寺に勉学に登られる途中駒をとめて、この石に腰をおろして風景を絶讃されたという。(白布の滝流・紺碧の滝つぼ、両岩の男性的岩石、緑と紅葉の美)文政12年以後は石造アーチ橋の円弧美も加わってきている。 迫間滝を詠む。細川綱利(細川家第五代藩主) 岩波を梢にかけて松風もさらに音なし山の滝津瀬 |
文政12年(1829年)4月の竣工で、隈府市街と西迫間・市野瀬を結ぶ迫間川に架けられた眼鏡橋で、地元の石工、伊助らによって作られた。長さ36.4m、幅4m、高さ10m、輪石数は62枚を数える。
菊池市指定文化財 |