平成6年(1994年)、猪野々地区に吉井勇の歌碑が13基建てられた。
平成14年、15年には対岸の永瀬地区に2基の歌碑が建てられた。
|
吉井勇記念館から吉井勇の歌碑巡りをする。
吉井勇記念館の前に猪野々小学校跡がある。
明治5年(1872年)、創立。
平成14年(2002年)、休校。翌々年に廃校。

韮生路の秋深くしてさむさむと山風そふく河かせそふく
吉井勇が親しくしていた猪野々小学校の校長先生に贈ったものといわれている。
|
明法寺跡に地蔵堂がある。
承応元年(1652年)、明法寺は廃寺となった。その後、明法寺跡に地蔵堂を建て本尊を安置したと伝えられている。
|

いつはりの世に出でむより大土佐の韮生の峽にこもるまされり
郵便局前

物部川山のはざまの風さむみ精靈蜻蛉飛びて日暮るる
奈呂上

山ふかき猪野野の里の星まつり芋の廣葉の飯たてまつる
坂道を上る。
引 立

友よ醉はば杯を置き目を閉ぢてしばしば聴きぬ物部川音を
永瀬ダム

昭和31年(1956年)6月、完成。
新神賀橋

吉井勇記念館が見える。
猪野曽

忘れめや土佐の韮生の峽ふかき猪野野の里のありあけの月
あとは、たやすく歩いて行けるところではない。
車で行くのも、道が心配だ。
後日、来る機会があればいいが。
2019年〜高 知〜に戻る
