街 道
佐屋街道道標
佐屋街道は、江戸時代初期、東海道の脇街道として開かれたもので、海路の「七里の渡し」を避けた道である。 道標は、文政4年(1821年)佐屋街道の旅籠仲間が伏見通から尾頭橋へ抜ける佐屋街道への分岐点にあたるこの地に建てたものである。戦災に遭い破損したが、その後修理された。道標には、 「東 右 なこや 木曽 海道」 「西 右 宮海道 左 なこや道」 「南 左 さや海道 津しま道」 「北 文政 辛巳年 六月 佐屋旅籠屋中」 と刻まれている。
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