鞘 橋 琴平町内を流れる金倉川に架かる、全国的にも珍しい、屋根を持つアーチ型の木造橋。 伝承によると、鞘橋は元禄年間頃、内町一ノ橋の所に建設され、江戸時代には、幾度も洪水により流失。そのたびに架け替え工事が行われ、現在のものは阿波麻植郡講中寄進により、明治2年5月竣成。明治38年、橋の架け替え工事に伴い、現在地に移築の後は、主として神事専用の橋となり、金刀比羅宮の御旅所で行われる年3回の祭典にのみ使用されている。 平成10年4月21日、国の登録文化財に指定される。 橋の概要 長さ23メートル・幅:4.5メートル 屋根は銅葺唐破風、両岸より組み出しの構造のため「浮橋」とも呼ばれている。 |