2020年香 川

旧金毘羅大芝居〜琴平公会堂〜

「琴平花壇」の裏口を出て、旧金毘羅大芝居に向かう。


三差路右側の道端に大西一外の句碑があった。


長閑さをうち眺め居りさぬき富士

讃岐富士が見える。

旧金毘羅大芝居


国指定重要文化財
旧金毘羅大芝居(金丸座)

 日本最古の芝居小屋、旧金毘羅大芝居(金丸座)は天保6年(1835年)の創建で、それ以前は、その都度建てられる仮小屋であったが、芝居の常小屋と富くじの開札場を兼ねて建設された。

 江戸時代、東西の千両役者がこの舞台を踏んだということは、全国有数の芝居小屋として、その名をとどろかせたことを物語っている。

 江戸末期の劇場建築の典型を伝える唯一最古のものとして、昭和45年の国指定重要文化財に指定されたことを契機として、昭和47年から約4年間、2億数千万円の事業費を投じて、現在地に昭和51年4年、天保の姿そのまま見事に移築復元されたのである。

 昭和60年より毎年、歌舞伎公演が行われ、全国から熱い注目をあびている。

琴平町教育委員会

 令和2年(2020年)4月、第36回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」開催中止。

 令和2年(2020年)10月1日より耐震補強工事着工。第37回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は中止。

琴平町公会堂


 昭和21年(1946年)11月10日、琴平町公会堂でホトトギス六百号記念四国大会。

十一月十日。ホトトギス六百号記念、四国俳句大会。琴平公会堂。
桜屋二泊

 たまたまの紅葉祭に逢ひけるも


琴平公会堂に蕪村の句碑がある。

琴平公会堂の裏手に松尾寺がある。

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