松本清張の推理小説『ゼロの焦点』の舞台となった能登金剛。この小説によって世に知られ、観光地としての導火線となったことを記念し、昭和36年松本清張先生に碑文を依頼して建立したものです。
志賀町 |
能登半島第一の景勝地として数多くの人たちから讃美されてきた能登金剛は、昭和34年松本清張先生の名作「ゼロの焦点」の舞台となって全国に紹介されたのでを之を記念し先生の碑文を得て一基の歌碑を建てる たまたま此の小説に魅せられ悲恋の清算を此の能登金剛に求めた一女性の冥福を祈り再びこうした悲しみが繰返されぬことを念じて
富来町観光協会 |
奇岩怪石・白砂青松が連なる海岸線は、朝鮮半島の金剛海岸に匹敵するということから能登金剛と呼ばれ、能登半島国定公園に指定されています。
志賀町 |
奇岩怪石と海と自然が織りなす、外浦随一の景勝地である巌門は、岩壁の下の貫通洞門があり、小舟が通ることもできます。奥の大洞窟は義経主従が隠れ場所にしたといわれています
志賀町 |
巌門は、能登金剛と呼ばれる南は福浦港から北は深谷に至る29キロの海岸景勝地のなかにあり、古来、巌門の景観はよく知られ、文人墨客の往来もはげしかったと伝えられている。 嘉永6年(1852年)、風景版画の巨匠安藤広重の名作に数えられる「六十余州名所図会」に、能登国の「滝之浦(巌門・不動滝・鷹巣岩)」が描かれており、著名な風景版画として知られている。 |
高さ約27メートル、塔状をなした岩で、巌門の南側にある。岩肌に松が茂り、昔鷹の巣があったという。 |
福浦から巌門に至る途中にある約□0mの岩石で、島上中央に湧き水があり、中に碁盤形の岩塊が沈んでいる。 源義経主従が奥州へ下る際この碁盤島でしばし碁を楽しんでいたと言う伝説が今も語り継がれている。 |
平成17年(2005年)9月1日、富来町(とぎまち)は志賀町と合併して志賀町となった。 |