昭和24年(1949年)10月15日、『石川新聞朝』が募集して加能八景を決定。
白山比め神社・倶利伽羅山・卯辰山公園・湯涌温泉・見付島海岸・橋立海岸・赤瀬の荒俣・能登金剛岩門の八景。
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大杉谷川の渓流

彼岸花が咲いていた。

もう秋である。
大杉谷川沿いに「長寿庵」がある。

営業しているようにも見えない。
「長寿庵」の前の石垣に芭蕉の句が刻まれている。

岩つゝし染る涙や時鳥
出典は『続山の井』。「待郭公」と前書きがある。
寛文6年(1666年)、芭蕉23歳の句。
「寛文十年五月」とある。
伊藤柏翠の句碑「荒俣の紅葉の月の光そむ」もあったようだが、気付かなかった。
後日、あらためて探してみた。
