熊本を出発するとき、これまでの日記や手記はすべて焼き捨てゝしまつたが、記憶に残つた句を整理した、即ち、 ・けふのみちのたんぽゝ咲いた ・嵐の中の墓がある 炭坑街大きな雪が降りだした |
平成14年(2002年)4月、高砂市において全国山頭火フォーラム開催を記念して建立。 |
播州高砂 宮本武蔵生誕の地 |
周知の宮本武蔵の自著「五輪の書」は「地・水・火・風・空」の5巻から成る。 その中に武蔵は「生国播磨の武士」と書く。 それを証明する「棟札」が加古川の泊神社にある。 そのレプリカと共に宝暦年間に描かれ長年門外不出だった澤克模の唯一無二の肖像画「武蔵」は、高砂の「武蔵・伊織顕彰会」が所蔵する。 |
山頭火「愚を守る」跋文の中に太山寺で詠んだとあり、又、山頭火の句帳には昭和十五年九月一日と記されている。 昭和15年(1940年)10月11日早朝、山頭火は一草庵で死去。享年59歳。 昭和15年(1940年)、俳誌「層雲」12月号に発表された。 |
揮毫は今日山頭火を知る生き証人・近木圭之介氏。氏は、近木黎々火として周知の俳人。 現在、下関市長府在住。白寿に近い。 山頭火の石像は竜山石の石造作家・松下尚平氏の作。開園10周年を祝う会当日、参加者全員で除幕。本園完成のモニュメントとする。 |